埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉の保健所・検査が逼迫、基礎疾患ある濃厚接触者へ対応難しく 家庭内けんか頻発、母奮闘

  • リスク高まる難病児 新型コロナで保健所逼迫、検査に時間

 感染力が強いとされる新型コロナウイルスのオミクロン株のまん延を受け、埼玉県内の保健所は逼迫(ひっぱく)し、さいたま市では感染者への連絡に数日かかる事態となっている。同市は人員を拡充し、基礎疾患がある人には陽性判明翌日までに連絡する方針としているが、感染者本人ではなく家族に基礎疾患がある場合には連絡を急ぐ対象にはならない。日常的に人工呼吸器などのケアを受ける「医療的ケア児」やその家族は高いリスクを抱えながら孤軍奮闘している。

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