埼玉新聞

 

高速バス“ただ”乗り男、知人女性のカード情報を利用していた 容疑で逮捕、無職24歳…お金もったいない

  • 大宮署=埼玉県さいたま市大宮区北袋町

 大宮署は28日までに、電子計算機使用詐欺の疑いで、さいたま市見沼区大谷、無職の男(24)を逮捕した。

 逮捕容疑は5月1日午後3時19分ごろ、不正に入手した他人名義のクレジットカード情報を高速バス予約サイトに入力して、乗車代金8200円相当をだまし取った疑い。

 同署によると、男は知人の20代女性のカード情報を何らかの方法で入手。自分のスマートフォンを使って予約し、5月23~24日に三重県の桑名駅から大宮駅まで高速バスを利用した。女性が5月7日、「身に覚えのないカードの利用がある」と大宮署に相談。予約情報や防犯カメラの精査などから、男の関与が浮上した。男は容疑を認め、「お金を使うのがもったいなかった」と供述しているという。

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