大宮署は14日、さいたま市大宮区のパート男性（76）が、交流サイト（SNS）型投資詐欺で、現金約2025万円をだまし取られたと発表した。

　同署によると、男性は5月下旬ごろ、自身に届いた著名人をかたる人物からの投資勧誘メールから無料通話アプリのグループチャットに参加。複数の投資指導役をかたる人物から「資金運用の透明性は非常に高く、関連する記録はいつでも確認できます」などとメッセージを受け、9～10月の間、インターネットバンキングで18回にわたり指定口座に現金計2025万5445円を振り込んだ。現金を引き出そうとしたところ、サービス料を請求されたことを不審に思った男性が弁護士に相談し詐欺と発覚、県警に相談した。