埼玉新聞

 

知る人ぞ知る“秘密の花園”、埼玉・美里で秋のバラ色づく 「秋も見たい」声多く準備、11月中旬まで公開

  • 自宅の庭のバラの手入れに余念がない松川夫妻=7日、美里町下児玉

 美里町下児玉の造園業、松川正一、道子夫妻が手入れを続ける庭園で、赤、ピンク、白色など秋のバラが色づき始めている。10日から11月中旬ごろまで公開する。

 松川夫妻は8年ほど前から自宅のバラを公開。周囲を里山に囲まれ、知る人ぞ知る“秘密の花園”は今年5月、コロナ対策を取りながら約1400人が訪れた。「秋のバラも見たいという声が多く、9月初めから準備をしてきた。一斉に咲き誇る春ほど華やかさはないが、秋もしっとり、いいもんですよ」と、正一さんは手入れに余念がない。

 250種、500本ほどのバラが植えられた庭園を彩り始めたのはピンク色のサマーホルディーや白色のアイスバーグ。道子さんは「秋はカップ型できれいに咲くバラが多いんです」と、季節で変わるバラの魅力をPRしている。

 午前10時~午後4時。木曜定休。問い合わせは、ローズガーデン令和美里園(電話090・4950・5591)へ。

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