埼玉新聞

 

浦和にも空襲…一般家庭に防空壕か、家屋の解体中に空洞発見 住民驚き「あんなにしっかりした穴とは」

  • 家屋解体後に見つかった大きな穴=5日、さいたま市浦和区常盤2丁目

  • 防空壕とみられる穴の内部の様子(本間文弥さん提供)

 今月3日、さいたま市浦和区常盤2丁目で、家屋の解体作業中に防空壕(ごう)とみられる大きな空洞が見つかった。太平洋戦争末期、浦和地区では米軍の空襲を受けたことから、一般家庭で防空壕が造られていたとされる。この場所に住んでいた吉田信一さん(71)は「全く知らずに住んでいた。あんなにしっかりした穴があるとは夢にも思わなかった」と驚きながら話した。

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