埼玉新聞

 

8年間、争われてきた「原発避難訴訟」あす、さいたま地裁で判決 埼玉に避難した96人が提訴、争点は

  • 原発避難訴訟20日、さいたま地裁で判決

 東京電力福島第1原子力発電所の事故により、避難生活を余儀なくされ、福島県から埼玉県内に避難してきた被災者29世帯96人が国と東電を相手取って、慰謝料など計約11億円の損害賠償を求めている国家賠償請求の集団訴訟の判決が20日、さいたま地裁(岡部純子裁判長)で言い渡される。2014年に提訴され、約8年にわたり争われてきた訴訟の主な争点は10メートルを超える津波の予見可能性があったかどうか。同様の訴訟は各地であり、国の責任を認めたり、否定したりと司法の判断が分かれている。

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