埼玉新聞

 

<新型コロナ>容体急変か…埼玉で自宅療養中の40代女性死亡 看護師が同居家族に毎日電話、前日熱下がる

  • 自宅療養中の40代女性が死亡

 県は14日、新型コロナウイルスに感染し自宅療養中だった40代女性が、8月30日に自宅で死亡したと発表した。女性は8月上旬に発熱し、「県宿泊・自宅療養者支援センター」が30日まで健康観察をしていた。前日には熱が下がっており、容体が急変したとみられている。

 県感染症対策課によると、前日までセンターの自動音声電話に女性から体調の回答があり、問題はなかったという。また、同居家族の要望で、センターの看護師が家族に毎日電話し、女性の体調を確認していた。30日は看護師が電話で健康観察を行い、問題はなかったが、その後、死亡しているのを家族が発見した。

 女性に基礎疾患はなく、ワクチン接種はしていなかった。

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