埼玉新聞

 

「きれいで立派」と笑顔 クジャクが羽を広げる季節に さいたまの神社で飼育、参拝客の目を楽しませる

  • 見事な羽を広げるクジャク

 さいたま市岩槻区宮町の久伊豆神社で飼育しているクジャクが美しい羽を広げる季節となり、参拝客の目を楽しませている。現在、17羽のクジャクがおり、羽を広げるのは雄の求愛行動。春から初夏に見られるという。

 現在飼われているのは、1938(昭和13)年に朝香宮鳩彦王(あさかのみややすひこおう)殿下(当時)が岩槻来訪の際、贈られた3羽のクジャクの子孫。

 中学生の娘2人と参拝に訪れた同区の吉村典子さんは、クジャクが羽を広げるのを見て「きれいで立派。幸せをもらえる」と笑顔で話した。

 境内はツツジの花も見頃。メタセコイアやモミジなどの若葉も美しく、参拝客は春を満喫していた。

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