埼玉新聞

 

色鮮やか1300本、埼玉・本庄で見ごたえあるボタン開花 地元のグループが手入れ「喜んでもらえるように」

  • 観賞者に喜んでもらえるよう世話をする林秀信会長=本庄市児玉町上真下の正楽寺

 本庄市児玉町上真下の地元ボランティアグループが同所の正楽寺の「瑠璃ぼたん園」で育てているボタンが色鮮やかな花を咲かせている。

 面積は1600平方メートル。「島錦」や「鎌田藤」、「八千代椿」など70種、1300本が紫や濃いピンク、赤などの花を付け、さわやかな風と共に揺れている。今季は例年より1週間ほど早く開花し、今月4日には咲いていたという。

 同グループのメンバーが月に1度、約13人で手入れをしている。良い花を咲かせるため4年くらい前、あずまや南側に植えられたボタンの枝を切り詰めたところ、今季は見ごたえのある花が咲いたという。遅咲きで黄色い花を付ける「ハイヌーン」や「王冠」も咲き始める。

 同グループの林秀信会長(70)は「来年はコロナが収束し、たくさんの人に来て頂けるようこれからも一生懸命手入れをしていきます」と話している。見頃は今月末ごろまで。観賞は感染対策も呼び掛けている。

 問い合わせは、同市観光協会児玉支部(電話0495・72・1331)へ。

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