埼玉新聞

 

30種50本見られる場所も! 寄居で桜の開花始まる、町内各地でイベント開催 樹齢150年超の「氏邦桜」も

  • 満開を迎えた昨年の「氏邦桜」(寄居町提供)

    満開を迎えた昨年の「氏邦桜」(寄居町提供)

  • 満開を迎えた昨年の「氏邦桜」(寄居町提供)

 埼玉県寄居町で桜の花が咲き始めた。開花に合わせて町内でイベントを実施する。

 鉢形城公園=同町鉢形=内にある町天然記念物エドヒガンザクラを4月5日までライトアップする。時間は午後5時半から同8時半までで、開花状況によって変更になる。愛称は「氏邦桜」。樹齢は150年以上で、笠鉾(かさぼこ)状に広がった枝ぶりは圧巻。夜空の下で際立つ。

 県立川の博物館=同町小園=には約30種類50本の桜の木がある。19日現在、「ヒマラヤ緋桜」「支那実桜」「大漁桜」と「八重寒緋桜」が見頃。4月中旬ごろまで順次桜が咲き誇る。4月6日午前11時と午後1時半にはチェーンソーを使って丸太切り、7日午後1半からは同館敷地内の桜のマップ作りを行う。

 男衾自然公園=同町富田=は30、31日、4月6、7日に「さくら祭り」、寺山さくら農園=同町折原=でも31日に「第10回桜まつり」を実施。22~24日、29~31日まで桜をライトアップする。

 問い合わせは、同町プロモーション戦略課(電話048・581・2121)へ。

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