埼玉新聞

 

観光イチゴ園、秩父地域でオープン 大勢の来園者らイチゴ狩り楽しむ 食べ放題は4月10日まで

  • ビニールハウス内で真っ赤に実ったイチゴ=18日午後、秩父市下吉田のただかね農園

 埼玉県秩父地域の観光イチゴ園がオープンし、大勢の来園者が甘い香りが漂うビニールハウス内でイチゴ狩りを楽しんでいる。

 秩父地域の観光イチゴ園は約30園。「やよい姫」「とちおとめ」「紅ほっぺ」「章姫」「かおり野」「かおりん」「あまりん」などを栽培している。開園時期は6月中旬ごろまで。4月10日までの食べ放題(入園から30分間)の標準料金は小学生以上が1800円、小学生未満が千円。

 秩父市下吉田のただかね農園では、かおり野など9品種を65アールで栽培。ビニールハウス内は真っ赤で大粒のイチゴが実っていた。同園を営み、JAちちぶいちご部会の部会長も務める高野宏昭さん(46)は「新型コロナウイルスで観光客は半分だが、イチゴは甘い時期」と話していた。

 秩父地域の観光イチゴ園の問い合わせは、秩父観光農林業協会(電話0494・23・3557)へ。

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