埼玉新聞

 

能登半島地震…入浴中だった夫死亡、必死で逃げた妻が涙 「愚痴でもいい、何でも話して」と寄り添う隊員に妻、悲痛の思いを打ち明ける どう声かけるか悩んだ隊員、精いっぱい話を聞く 避難生活「これ以上言えない」と思い詰める人も

  • 折り紙で鶴を折りながら被災者の話に耳を傾ける特別生活安全部隊の隊員(右)(県警提供)

    折り紙で鶴を折りながら被災者の話に耳を傾ける特別生活安全部隊の隊員(右)(県警提供)

  • 活動を振り返る隊員の(左から)飯高翠巡査長、米田純也警部補、栄美香巡査部長=22日午後、さいたま市浦和区の県警本部

    活動を振り返る隊員の(左から)飯高翠巡査長、米田純也警部補、栄美香巡査部長=22日午後、さいたま市浦和区の県警本部

  • 折り紙で鶴を折りながら被災者の話に耳を傾ける特別生活安全部隊の隊員(右)(県警提供)
  • 活動を振り返る隊員の(左から)飯高翠巡査長、米田純也警部補、栄美香巡査部長=22日午後、さいたま市浦和区の県警本部

 能登半島地震で被災した石川県珠洲市に派遣され、相談業務などに従事していた埼玉県警の特別生活安全部隊が現地での任務を終え、県警本部で取材に応じた。大切な家族や生活の基盤を奪われ、厳しい避難生活を余儀なくされている被災者。隊員たちは少しでも不安を解消しようと、折り紙で鶴を折るなどして寄り添い耳を傾け、傷ついた心のケアに当たった。

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