埼玉新聞

 

カレースタンプラリー、松伏で開催 スパイス製造の「エスビー食品」創業者出身地 14店が参加、楽しんで

  • カレーを使った料理やスイーツなど趣向を凝らしたメニューが味わえる(松伏町提供)

  • 「各店のカレーメニューを楽しんで」とPRする町職員

 「カレーのまち」としてまちおこしに取り組む埼玉県松伏町は、町内の飲食店がアイデアを凝らしたカレーメニューを食べ歩く「松伏ふるさとカレースタンプラリー」を開催している。各店の味が楽しめる。

 同町はカレーやスパイスの製造を手掛ける「エスビー食品」の創業者である山崎峯次郎氏の出身地。このことからカレーをテーマに町を活性化させようと、昨年初めてスタンプラリーを開催し、そば店やパン屋、洋菓子店、カフェなど幅広いジャンルの11店舗が参加した。

 「昨年のスタンプラリー開催以降、町内で飲食店を経営する方々を中心に取り組みが知られるようになった」と町環境経済課の担当者。昨年の参加店に新たに居酒屋など3店舗が加わり、今年は14店舗が参加している。提供メニューはカレー南蛮やカツカレーといった定番料理のほか、カレーを使ったパンやスイーツなどの変わり種も。昨年の参加店の中で新メニューを考案した店舗もあるという。

 今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、参加店のうち10店舗でテークアウト対応も行っている。同課は「松伏に来てもらい、各店の味を楽しんでもらいたい」と呼び掛けている。

 参加方法は、参加店で対象商品を購入し、専用台紙にスタンプを集める。スタンプの個数に応じて抽選で賞品が当たるほか、全店舗の商品購入者にはもれなく「コンプリート賞」がプレゼントされる。台紙は参加店や町役場などで配布、または町ホームページからもダウンロード可能。来年1月17日まで。

 問い合わせは、町環境経済課(電話048・991・1854)、町商工会(電話048・992・1771)へ。

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