埼玉新聞

 

<新型コロナ>39人感染 医療従事者、陽性者と会食で接触 さいたま市議の感染、接触ある市議ら陰性

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは29日、新型コロナウイルス感染者を新たに39人確認したと発表した。内訳は、県発表が26人、さいたま市9人、川口市3人、川越市1人。

 これまでに確認された感染者は5765人(チャーター便帰国者含む)、死者は106人(29日午後7時現在)。

 同日午後9時時点の重症者は10人、感染者の入院は229人、ホテル療養96人、自宅療養20人。退院・療養終了は5275人。

 県管轄で詳細が判明したのは未就学~50代の男女9人。川口市の20代医療従事者男性や28日判明分の新座市の20代医療従事者女性は友人との会食で陽性者と接触があった。戸田市の30代男性と28日判明分の志木市60代男性は県内の高齢者福祉施設の職員で、同施設関連の陽性者は入所者1人、職員3人の計4人となった。

 また、三芳町の30代女性、蕨市の未就学男児はそれぞれ同居家族に陽性者がいたという。

 さいたま市によると、感染が判明したのは20~80代の男女9人。50代無職男性は沖縄県で会った知人が後に陽性者と分かった。40代男性会社員は同僚が既に感染していた。20代女性会社員と80代無職男性は孫と祖父。さいたま市議会のさいたま自民党議員団の男性市議の感染で、接触の可能性がある市議ら15人を検査した結果、全員が陰性だった。

 川口市によると、80代の女性、20代の男性会社員など男女3人の感染が確認された。うち1人は市立保育所の30代の女性保育士。80代女性と女性保育士は入院した。

 川越市によると、20代の女性会社員の感染が判明。容体は安定しているという。

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