埼玉新聞

 

<新型コロナ>45人感染、同じ大学で3人も 八潮の女子大生は家族に病院職員 20代女性タレントも

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは22日、新型コロナウイルス感染者を新たに45人確認したと発表した。内訳は県発表が24人、さいたま市8人、川口市10人、川越市2人、越谷市1人。

 これまでに確認された感染者は5521人(チャーター便帰国者含む)、死者は103人(22日午後7時現在)。

 同日午後9時時点の重症者は9人、感染者の入院は238人、ホテル療養115人、自宅療養26人。退院・療養終了は4994人。

 県管轄で詳細が判明したのは未就学~80代の男女18人。八潮市居住で都内の病院に勤務する40代女性と20代女子大学生は同居家族だった。

 21日午後判明分では、同じ大学に通う10~20代の男性1人と外国籍の男女3人の感染が確認された。この学校の授業はオンラインで行われていたため、学内での濃厚接触者はいなかった。

 さいたま市によると、新たに感染が判明したのは10~50代の男女8人。40代女性は市内に勤務する国家公務員で、夫が陽性と確認されていた。20代女性は都内の芸能事務所に所属するタレント。8人とも軽症か無症状だという。

 また、市産業振興会館・計量検査所に勤務する30代男性職員の感染が判明。同僚職員の感染が分かり、職場の7人が検査を受けていた。他の6人は陰性で職場に復帰した。

 川口市によると、新たに会社員の20代女性や無職の70代女性など男女10人の感染を確認。うち4人は同居の家族で計7人家族のうち5人が感染した。1人は市外居住者。いずれも容体は安定しているという。

 川越市によると、感染が判明したのは20代の男子学生と70代の無職女性の2人。

 越谷市によると、市内に住む20代の会社員1人の感染が判明した。

 国税庁は22日、さいたま新都心の関東信越国税局に勤務する40代女性の感染を発表した。女性はこれまでに感染が確認された同居家族がいるという。

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