埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉、軽症で入院せず療養する人多く 重症者ほぼ横ばい 病床使用率は

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県の発表によると、県内の入院者は7月23日の258人から29日には253人と5人減った。感染症指定医療機関は62人から72人に増えた一方、一般医療機関は196人から181人に15人減少した。重症者は5人から4人とほぼ横ばいだった。

 病床使用率は22日時点で41・2%(厚労省集計)、8月2日現在では49・3%(県発表)となった。

 7月29日までの1週間では、県管轄の陽性者は1891人から2146人へと255人増えたが、同期間には233人が退院または療養終了した。また県外居住者が25人含まれており、それぞれの居住地で入院または療養する。

 県の担当者は感染者増に入院者の増加が比例していないことについて「近県から検査を受けに来る人が多い上、軽症で入院せず療養する人が多いためと考えられる」との見方を示した。

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