埼玉新聞

 

<新型コロナ>90代女性死亡 未就学女児や消防署職員ら、新たに45人感染 埼玉県内、累計2000人に

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは24日、新型コロナウイルスの感染者を新たに45人確認し、うち90代の女性1人が死亡したと発表した。感染者の内訳は県発表が26人、さいたま市が12人、川口市が3人、川越市と越谷市が各2人。これまでに確認された感染者は2000人(チャーター便帰国者含む)に達した。死者は72人、重症者は4人。感染者の指定医療機関への入院は60人、一般医療機関への入院は203人。ホテル療養90人、自宅療養88人。882人が退院し、療養終了は561人となった(24日午後5時時点)。

 県によると、県管轄で感染が確認されたのは未就学から60代までの男女26人。三郷市の20代男性は同市内の消防署職員で、濃厚接触者を確認中。20代女性と未就学女児は入間市に住む親子で、女児は学校などには通っていない。9人が勤務先や学校が都内など、東京との関連があった。

 さいたま市によると、感染が確認されたのは看護師を含む20~70代の男女12人。20代の男性会社員と70代のパート女性は、既に陽性が確認されている知人や親族の濃厚接触者だった。

 川口市によると、民間検査で陽性が確認された市外在住の90代女性が24日に死亡した。ほかに40代の会社員男女2人も陽性が判明した。

 川越市によると、アルバイトの20代女性と、都内に勤務する40代の男性会社員の2人の陽性が確認された。

 越谷市によると、40代の女性会社員と、その家族の10代女性の2人の感染が確認された。

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