埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉で62人感染 キャバ店員ら男女10人 川越高校の生徒も、濃厚接触者は64人に

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは22日、新型コロナウイルス感染者を新たに62人確認したと発表した。内訳は県発表が42人、さいたま市10人、川口市7人、越谷市3人。

 これまでに確認された感染者は1891人(チャーター便帰国者含む)、死者70人。重症者5人。感染者の指定医療機関への入院は60人、一般医療機関への入院は186人。ホテル療養は84人、自宅療養は52人。840人が退院し、療養終了は537人となった(22日午後5時時点)。

 県によると、県管轄では、21人が東京都で勤務や居住、飲食するなど都と関連があった。また、20日に発表された所沢市の30代女性は抗体検査で陽性となった後、抗体検査、LAMP法、PCR検査で陰性となったことなどから偽陽性として感染の発生届が取り下げられた。

 また、県教育局は感染者の県立高校生徒と同じクラスに所属し、濃厚接触者だった生徒1人が新たに感染確認されたとして、校名を川越高校と発表した。生徒は18日まで登校していた。一緒に選択授業でソフトテニスをした生徒9人が新たに濃厚接触者と特定され、1人目と合わせ検査結果が判明していない濃厚接触者は64人となった。

 さいたま市によると、新たに感染が判明したのは、市内に住むキャバクラの30代男性従業員ら20~50代の男女10人。

 川口市によると、新たに感染が判明したのは、20~60代の男女7人。うち4人は民間の検査で判明した。さいたま市居住の30代男性は医療従事者。感染経路などを調べている。

 越谷市によると、市内で新たに3人の感染者が判明した。3人はすでに感染した20代女性の家族で外国籍の20代アルバイト男性と未就学児の男児2人。いずれも無症状だった。

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