埼玉新聞

 

<新型コロナ>埼玉で49人感染、1人死亡 大宮南高、同じクラスで新たに2人 越谷市がショーパブ店公表

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは18日、新型コロナウイルスの感染者を新たに49人確認したと発表した。内訳は、県発表が25人、さいたま市が7人、越谷市が9人、川口市が8人。さいたま市で1人の死亡も確認された。

 これまでに確認された感染者は1717人(チャーター便帰国者含む)、死者は68人。重症者は4人。感染者の指定医療機関への入院は69人、一般医療機関への入院は182人。ホテル療養は94人、自宅療養は56人。742人が退院し、療養終了は458人となった(18日午後5時時点)。

 県によると、東京・新宿の劇場「シアター・モリエール」で観劇して感染が確認された60代女性の同居家族2人や所沢市の10代女子学生、酒類を提供する飲食店に勤務する40代外国籍女性ら25人の感染が確認された。17日の午後判明分では、30代と60代の女性2人が蓮田病院の看護補助者で、同病院関連の感染者は計14人となった。

 また、県教育委員会はこれまで2人の生徒の感染が確認されている大宮南高校の同じクラスで、新たに2人の生徒の感染が確認されたと発表した。

 さいたま市によると、17日に同市に住む80代の無職男性が死亡した。市内の死者は計10人となった。新たに感染が判明したのは、同市に住む男子高校生を含む10~60代の男女7人。10代男子学生は都内のアルバイト先の飲食店で陽性者の同僚がいた。50代のパート女性は勤務先のスーパーに陽性者がいた。

 越谷市によると、新たに20~60代の男女9人の感染者が判明。うち20代と30代の外国籍アルバイト男性2人は同市南越谷のショーパブ「ステージクラブ トレビアン南越谷」の店員で、既に判明している感染者と合わせて8人に達したためクラスターと認定、店側と協議し店名を公表した。同店は8日から休業しているという。

 川口市によると、新たに感染が判明したのは、同市に住む20~70代の男女6人、市外の県内と都内に住む男女2人の計8人。

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