埼玉新聞

 

<新型コロナ>入院の男性死亡 16人感染…熊谷、朝霞、さいたま、川口、越谷、毛呂山の女子大生ら

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは6日、新型コロナウイルスの感染者が新たに16人判明したと発表した。また、重症で入院していた70代の男性1人が死亡したとした。

 これまでに確認された感染者は1255人(チャーター便帰国者含む)で、死者は66人、重症者は3人。感染症指定医療機関への入院者は38人、一般医療機関への入院者は81人、ホテル療養者は23人、自宅療養者は24人。614人が退院、393人が療養終了している。(6日午後5時時点)

 県によると、県管轄で新たに確認された感染者は12人。うち6人は毛呂山町の10代女子大学生1人と熊谷市、県外などの20代の男女5人。朝霞市の男性は県外の飲食店に勤務していた。また、5日午後に判明し調査中としていた3人は10代の男子学生1人と未就学児の女児2人と発表した。

 さいたま市によると、新たに感染が判明したのは、上尾市に住む40代の会社員男性。症状は軽症で、今後に入院予定という。感染経路や濃厚接触者は現在調査中。

 クラスター(感染者集団)が発生している大宮区の接待を伴う飲食店(キャバクラ)関連では、陽性者は確認されなかった。

 川口市によると、民間検査機関の検査により、新たにパートの50代女性と看護師の20代女性の陽性を確認した。2人は同居の母娘で、いずれも渡航歴はない。

 越谷市によると、市内に住む30代自営業男性の感染が確認された。男性は2日から発熱などの症状があり、市内の医療機関を受診していた。症状は軽症で入院予定。感染経路については分かっていない。

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