埼玉新聞

 

<新型コロナ>27人が感染、2日連続20人超 職場に陽性者出た都内勤務の男性や10代大学生男性ら

  • 埼玉県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは4日、新型コロナウイルスの感染者が新たに27人判明したと発表した。3日に続き、2日連続で新規感染者が20人を超えた。

 これまでに確認された陽性者は1218人(チャーター便帰国者含む)、死者は65人となった。重症者は3人。感染者の指定医療機関への入院は37人、一般医療機関への入院は78人、ホテル療養は13人、自宅療養は20人。589人が退院し、療養終了は389人となった(4日午後5時現在)。

 県によると、県管轄で17人の新規陽性者が判明した。これまでに詳細が分かっているのは草加市の10代大学生男性ら、東松山、草加、三郷市在住10~70代の男女6人。11人は詳細を調査中。

 3日に判明し、調査中だった9人は、川越、さいたま、富士見、ふじみ野、鴻巣、入間市、伊奈町在住の20~40代男女だった。

 さいたま市によると、新たに感染が判明したのは、市内に住む20~50代の男女5人。20、40代の女性2人は、2日に陽性が確認された40代自営業女性の知人。20代の会社員男性は既に入院している。いずれも軽症で、残り4人も入院予定。

 またクラスター(感染者集団)が発生している大宮区の接待を伴う飲食店(キャバクラ)関連では、陽性者が確認されなかった。

 越谷市によると、新たに感染が確認されたのは市内に住む20歳代の女性2人。いずれも同じ陽性者の知人女性の濃厚接触者だった。

 川口市によると、新たに感染が判明したのは、いずれも都内に勤務する30代男性の会社役員と会社員の2人。

 川越市によると、30代の会社員男性が新たに新型コロナウイルスに感染した。勤務する東京都内の職場から陽性者が出ており、職場で感染したとみている。

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