埼玉新聞

 

難聴の疑いある子どもを早期に発見し支援 新生児の聴覚検査、さいたま市が費用助成 7月1日から開始

  • さいたま市役所=さいたま市浦和区常盤

 さいたま市は、新生児聴覚検査の費用助成を7月1日から開始する。

 難聴の疑いがあると判断された子どもを早期に発見、支援することが目的。対象は今年7月1日以降に生まれ、母親の住民登録が市内にある人。対象検査は自動ABR(自動聴性脳幹反応検査)で上限5千円、OAE(耳音響放射検査)で同1500円。助成回数はいずれかの検査で1回のみ。

 各区役所保健センターなどで配布される新生児聴覚検査助成券を検査実施医療機関で提出すると、費用から助成額が差し引かれる。助成券の受け取りは7月1日以降に妊娠の届け出をする人が対象。

 問い合わせは、保健所地域保健支援課(電話048・840・2218)へ。

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