埼玉新聞

 

<新型コロナ>3人感染…鴻巣、所沢の男性カメラマンら さいたまの男性会社員も感染、同僚女性すでに陽性

  • 県庁=さいたま市浦和区高砂

 県などは11日、新型コロナウイルスの感染者が新たに3人判明したと発表した。これまでに確認された陽性者は1017人(チャーター便帰国者含む)になった。死者は51人、重症者は4人。感染者の指定医療機関への入院は8人、一般医療機関への入院は16人、ホテル療養は2人、自宅療養は1人。563人が退院し、療養終了は373人となった(11日午後5時現在)。

 県によると県管轄で、新たに感染が判明したのは鴻巣市の70代無職男性、所沢市の30代カメラマン男性の2人。いずれも感染経路は調査中で、容態は安定しているという。

 さいたま市によると、感染したのは同市に住む30代の男性会社員。9日に発熱して医療機関を受診。10日に勤務する都内の会社から同僚の女性がPCR検査で陽性が判明したと連絡があり、11日の検査で感染が確認された。軽症で12日に入院する予定。市保健所が同居家族3人などの調査を進めている。

 また、さいたま市は11日、緊急事態宣言が出た4月7日の翌日から設置した「新型コロナウイルス対策専用ダイヤル」を12日午後5時15分で閉鎖すると発表した。宣言が解除され、問い合わせの電話番号が整備されたため、役割を終えたと判断した。市危機管理課によると、緊急事態宣言でどういう行動を取ればよいのかや、特別定額給付金などについて、約1800件の問い合わせがあったという。

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