埼玉新聞

 

<新型コロナ>コーラ3000本、医療従事者に無償提供 コカ・コーラが加須市に届け、市長「水分補給を」

  • コカ・コーラ商品3千本を無償提供した市川朋弘統括部長(左)。右は大橋良一市長=加須市役所市長室

 コカ・コーラボトラーズジャパン(本社・東京都港区赤坂)の市川朋弘関東営業本部千葉支社・埼玉支社統括部長らが20日、加須市役所に大橋良一市長を訪れ、「加須市内の医療機関や福祉施設などに従事する方たちを支援したい」と、コカ・コーラ商品計3千本を無償提供した。

 提供品は、「コカ・コーラ」スリムボトル埼玉デザイン30本入りが50箱と、「リアルゴールド ドラゴンブースト」30本入りが50箱。新型コロナウイルスの感染拡大防止に向けて尽力している医療・福祉関係者を力づけようと、地域包括連携協定を結んでいる自治体を訪れている。

 加須市は今年2月に東京オリンピックの機運醸成などを目的に同協定を結んでいる。市川統括部長は「オリンピックは延期となったが、さまざまな形で連携していきたい。状況を見て、第二弾の支援もしていきたい」話した。

 大橋市長は「医療機関や福祉施設などに配布したい。暑くなるこれからは水分補給は欠かせない。ありがたい」と感謝した。

 同社は、22日には昨年11月に包括連携協定を結んでいる北本市にも同様に商品3千本の無償提供を行う。

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