埼玉新聞

 

母死亡…自宅で遺体を発見 和室のケースに入った状態 息子ら逮捕、母をそのままにした疑い…無職の兄弟 弟は不起訴、事情を説明 兄は裁判へ

  • 【検察庁】さいたま地検=埼玉県さいたま市浦和区高砂

    さいたま地検=埼玉県さいたま市浦和区高砂

  • 【地図】さいたま市岩槻区

    さいたま市岩槻区の位置

  • 【検察庁】さいたま地検=埼玉県さいたま市浦和区高砂
  • 【地図】さいたま市岩槻区

 自宅に母の遺体を放置したとして死体遺棄の疑いで岩槻署に逮捕されたさいたま市岩槻区の兄弟について、さいたま地検は19日、弟(58)を不起訴(起訴猶予)処分とした。「諸般の事情を考慮し、起訴を猶予するのが相当との判断に至った」としている。兄(63)については死体遺棄罪でさいたま地裁に起訴した。

■兄が警察へ「4年前に死んだ」(以下9月30日配信の逮捕記事)

 自宅に遺体を放置したとして、埼玉県警岩槻署は9月29日、死体遺棄の疑いで、さいたま市岩槻区宮町1丁目、無職の兄(63)と無職の弟(58)を逮捕した。遺体は同居していた80代の母親とみて身元の特定を進めるとともに、司法解剖して死因を調べる。

 逮捕容疑はいずれかの日時から今月28日までの間、自宅内に1人の遺体を放置し、遺棄した疑い。

 同署によると、同日午後6時ごろ、兄が来署し、「4年前に死んだ母を家に放置している」と申告した。遺体は平屋住宅の1階和室で、プラスチック製ケースに収容された状態で見つかり、一部が白骨化していた。目立った外傷は確認されていない。両被疑者は「母親が自宅で死亡したにもかかわらず放置した」と容疑を認めているという。

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