日銀、政策金利1%に利上げ 物価上昇抑制へ31年ぶり水準
2026/06/16/12:19
日銀は16日、金融政策決定会合を開き、物価や景気を調節するために上げ下げする政策金利を現行の0・75%程度から1・0%程度に引き上げることを決めた。1995年以来31年ぶりの高水準だ。原油価格の高止まりに伴う物価上昇を抑え込むのが狙い。病気で欠席した植田和男総裁に代わり、会合後に記者会見した内田真一副総裁は、今後も利上げを継続する方針を表明した。
植田総裁の就任後、利上げはマイナス金利解除を含めて5回目で、昨年12月以来4会合ぶり。変動型住宅ローンの返済額が増え家計の重荷となるが、銀行に預けたお金の利息が増える恩恵もある。企業はお金が借りにくくなり、投資をためらう恐れもある。
今回の会合では、総裁を除く政策委員8人のうち、浅田統一郎審議委員が雇用懸念を理由に利上げに反対した。氷見野良三副総裁が議長を代行した。
内田氏は会見で、原油高により幅広い商品が値上がりする可能性を指摘。物価上昇率を前年比2%で安定させる日銀の目標を超えて物価が上がる懸念を示した。














