埼玉新聞

 

“コスプレの聖地”も春色 埼玉・東秩父の「虎山の千本桜」 桜が咲く時期には県内外から多くのコスプレーヤーが 山の頂上まで約2キロの散策路沿いにソメイヨシノが咲き誇る

  • 見頃を迎えた虎山の千本桜。県内外から訪れたコスプレーヤーの姿も=2日、東秩父村坂本

    見頃を迎えた虎山の千本桜。県内外から訪れたコスプレーヤーの姿も=2日、東秩父村坂本

  • 【地図】東秩父村(背景薄緑)

    東秩父村の位置

  • 見頃を迎えた虎山の千本桜。県内外から訪れたコスプレーヤーの姿も=2日、東秩父村坂本
  • 【地図】東秩父村(背景薄緑)

 東秩父村坂本の「虎山の千本桜」が見頃を迎えた。山を桜の花で染め上げ、異世界のような夢幻の風情を映し出している。

 虎山は山砂利の採石場だったが、2004年に閉山。採石業者が採石場跡地32ヘクタールを緑化する際に「地元への恩返し」と千本の桜を植樹した。その後放置されていたのを見かねた住民が手入れを始め、賛同した住民たちで11年に「虎山観桜会」を設立。下刈りや除草剤の散布などをボランティア活動で取り組んでいる。

 桜は新たに千本を植樹して、計2千本に。山の頂上まで約2キロの散策路沿いにソメイヨシノが咲き誇る。

 約8年前にコスプレの月刊誌が撮影企画を行ったのをきっかけに、桜が咲く時期には“コスプレの聖地”として県内外から多くのコスプレーヤーが訪れる。ゲーム「刀剣乱舞」のキャラクターに扮(ふん)して撮影をしていた神奈川県と千葉県の30代の女性2人は、「自分たちの地元にはこういう場所はない」と話す。

 見頃は今週末ぐらいまで。桜が散り次第、閉園。午前9時から、最終入場は午後3時半。傾斜地のため、歩きやすい靴で。協力金1人200円。

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