「安心して乗ってもらえる運転手に」…埼玉に19歳のバス運転手が誕生 夢を実現 4月以降に貸し切り大型バス単独乗務を開始予定
2026/03/30/11:55
大型2種免許の取得条件が緩和されたことを受け、深谷市西大沼の深谷観光バスで全国に先駆けて19歳の貸し切り大型バスの運転手が誕生する。同市出身の社員秋山響樹さん(19)はすでに路線バス・特定送迎バスなどでは単独乗務運転を開始しており、貸し切りバスの単独乗務を4月以降に開始予定だ。19歳の大型バス運転手は全国的にもまだ少なく、特に貸し切りバスは全国的にも珍しいという。
バス業界では運転手の高齢化が進み、若年の担い手の確保が大きな課題となっている。同社では地域交通の課題解決に向けて、育成を前提として高校卒業後の秋山さんを採用。入社後、大型2種免許を取得し、同乗研修、実車訓練を経て社内安全基準を満たし、社内でも最年少となる貸し切りバスの運転手として選任された。
同社は、市コミュニティーバス「くるリン」の北部シャトル便に採用されている自動運転バスをはじめ、「深谷自動運転実装コンソーシアム」のメンバーとして、埼玉工業大学と連携して自動運転バスの運行を担当している。運転手のいる「自動運転レベル2」の運行管理も担当できるよう、「特定自動運行保安員」の選任を目指し研修を進めていく。
秋山さんは、子どもの時からバスの運転手になるのが夢だった。高校生になって通っている学校の送迎バスの運転手を見ているうちに、その思いが強くなったという。「簡単ではなかったが、支えてくれた人たちのおかげでここまで来ることができた。地域の皆さまに安心して乗ってもらえる運転手になりたい」と意気込みを話していた。









