埼玉新聞

 

地デジ難民…テレビ視聴が困難な埼玉の山間部 衛星中継放送を用いた実証実験 住民運営で山頂アンテナから各家庭にテレビ信号を配信する「自主共聴」で視聴 「多くの課題が…組合単独での運営は無理」

  • 従来の地上波放送と衛星中継放送の違いを見比べる小鹿野町の住民=17日午後、小鹿野町藤倉地区の集会場

    従来の地上波放送と衛星中継放送の違いを見比べる小鹿野町の住民=17日午後、小鹿野町藤倉地区の集会場

  • 【地図】小鹿野町(背景薄緑)

    小鹿野町の位置

  • 従来の地上波放送と衛星中継放送の違いを見比べる小鹿野町の住民=17日午後、小鹿野町藤倉地区の集会場
  • 【地図】小鹿野町(背景薄緑)

 山間などの地形的な理由で地上波デジタルのテレビ視聴が困難な地デジ難民世帯(難視聴地域)に該当する、埼玉県小鹿野町の藤倉地区で16日から2日間、衛星中継放送を用いた実証実験が行われた。総務省から委託を受けたNTTドコモビジネス(東京都千代田区)が、同地区の集会場に大型テレビ2台を設置。参加住民は、従来の地上波放送と、衛星を中継した新たなテレビ放送を見比べ、課題点を同社に伝えた。住民の意見は全国のテレビ受信環境の改善に向けた資料になる。町内のテレビ組合役員は「組合組織がなくても、街中のようにアンテナ1本でテレビが見られる環境を整えてほしい」と願っている。

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