埼玉新聞

 

地図アプリで犯行場所を選定…太陽光発電の施設から銅線ケーブル盗む 窃盗の疑いで男4人を逮捕 防カメなどから犯行を特定 ケーブルは金属買い取り業者に売却し、生活費に

  • 押収された犯行に使用した工具や手袋など(県警提供)

    押収された犯行に使用した工具や手袋など(県警提供)

  • 押収された犯行に使用した工具や手袋など(県警提供)

 東京都内の太陽光発電施設から銅線ケーブルを盗んだとして、埼玉、鳥取県警の合同捜査班は21日、窃盗の疑いで、いずれもカンボジア国籍で住居不定、無職の男(31)=いずれも窃盗などで起訴=ら男4人を逮捕、再逮捕した。

 逮捕、再逮捕容疑はいずれかの者と共謀し、昨年6月13日午後11時ごろから翌14日午前3時20分ごろまでの間、東京都日の出町の太陽光発電所施設内で、銅線ケーブル合計約100メートル(時価98万円相当)を窃取した疑い。県警は共犯事件のため、認否を明らかにしていない。

 県警捜査3課によると、男らは事前に携帯電話の地図アプリで犯行場所を選定し、複数の車で現場に向かっていた。工具で周囲のフェンスを切断して侵入し犯行。ケーブルは金属買い取り業者に売却し、生活費に充てていた。防犯カメラの精査などから、4人の犯行を特定した。

 県内では、2024年10月と昨年1月に寄居町と飯能市で同様の窃盗事件が発生。合同捜査班ではこれまでに、茨城、群馬など6県警との共同捜査でカンボジア国籍の21歳から36歳の男女29名を検挙した。グループによる被害総額は1億4809万円に上る。

 男が一連の窃盗事件の主犯格とみられ、合同捜査班は北関東を中心とした県内外で約100件の余罪があるとみて、捜査を継続している。

ツイート シェア シェア