レストラン、結婚式場も…M&Aで事業拡大 プリオホールディングスが破産開始、負債総額は41億円 ピーク時は20カ所で事業、売上高72億円だった年も 晩婚化、コロナ禍などで業績が大きく後退…継続を断念
2026/01/16/13:05
「プリオパレス」「ヴィラ・デ・マリアージュ」などの結婚式場を運営するプリオホールディングス(群馬県太田市)が13日、東京地裁から破産手続きの開始決定を受けたことが分かった。申請代理人は山形康郎弁護士(弁護士法人関西法律特許事務所、大阪市)ほか。破産管財人は上石奈緒弁護士(四季の法律事務所、東京都千代田区)が選任された。帝国データバンク大宮支店によると、負債総額は約41億円。
同社は1996年3月設立。群馬県内を中心に栃木県、埼玉県、長野県、東京都内で結婚式場やレストランを展開。M&A(合併・買収)で事業拡大し、2014年8月期は年売上高約72億円を計上していた。18年以降は事業の効率化を目的とした会社分割によりグループ会社を設立。各社の食材や酒類、衣装などの仕入れ窓口や経営指導を行うホールディングス制に移行し、ピーク時は約20カ所で事業展開していた。その後、晩婚化や結婚式の多様化に加え、コロナ禍に伴う挙式の中止や延期が相次ぎ、業績は大きく後退。中小企業活性化協議会の支援を受けつつ、不採算店舗の閉鎖や売却で経営再建を図ってきたが、25年8月期の年売上高は約9億4600万円に落ち込み、事業継続を断念した。
同社のほか関係5社は自己破産を申請。グループで運営していた一部施設は他社に譲渡し営業を継続。さいたま市浦和区にあった「ヴィラ・デ・マリアージュさいたま」は25年7月1日付でサンポウ(同県沼田市)が運営を引き継ぎ、同年9月1日から「アネーリ大宮」として新たにスタートしている。










