炎が青空に向かって高く燃え上がる 「サクラソウ自生地」で新春恒例の草焼き 枯れ草を燃やしサクラソウの芽吹きを促す 花が咲くのは3月下旬ごろから
2026/01/15/08:20
さいたま市桜区の国指定特別天然記念物「田島ケ原サクラソウ自生地」で14日、新春恒例の草焼きが行われた。
約4・1ヘクタールの自生地には推定45万株のサクラソウなどが生息。同地に生えるオギやヨシの枯れ草を燃やすことでサクラソウの芽吹きを促す。3月下旬ごろからピンクや赤紫色のかれんな花が咲き始め、4月上旬には見頃を迎えるという。作業員が枯れ草に点火すると、芽吹きを願う火は瞬く間に広がり、炎が青空に向かって高く燃え上がった。
サクラソウの株数は2003年度の235万株がピークで、昨年度と比べても10万株減少した。ボランティア団体「田島ケ原サクラソウ自生地を守る会」の関口春男副会長は(86)は「乾燥していたので、燃え具合はいい。株数は減っているが、ピンクに染まってほしい」と開花を願った。
草焼きには自生地から近い市立新開(しびらき)小学校の4年生35人が訪れた。同校では歴代の4年生が学校でサクラソウを育て、次の学年に引き継いでいる。山崎柚季さん(9)は「炎や煙、灰が上に広がっていてすごかった。サクラソウは自生地でも大切に育てられているので、学校でも大切に育てたいなと改めて思った」と笑顔を見せた。










