埼玉新聞

 

絆語るアフガンカレー 浦和区のカフェ土瑠茶 避難男性の味、看板商品に

  • ナシムさんから教わったカレー

    ナシムさんから教わったカレー

  • ナシムさんと撮った写真を手にする(右から)オーナーの中平勝生さん、順子さん、佐藤真由果さん=4日、浦和区のカフェ土瑠茶

    ナシムさんと撮った写真を手にする(右から)オーナーの中平勝生さん、順子さん、佐藤真由果さん=4日、浦和区のカフェ土瑠茶

  • ナシムさんから教わったカレー
  • ナシムさんと撮った写真を手にする(右から)オーナーの中平勝生さん、順子さん、佐藤真由果さん=4日、浦和区のカフェ土瑠茶

 2002年秋、閉店間際だった。さいたま市浦和区の「カフェ土瑠茶」に一人の男性が入ってきた。「カレーありますか?」。片言の英語で尋ねたのは、アフガニスタンから避難してきたナシム・ハーンさん(55)。その来訪を機に同店オーナー中平勝生さん(82)一家とナシムさんの交流が始まり、アフガンカレーがメニュー入りした。絆を物語るカレーは、彼の出国後も看板商品として提供され続けている。

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