力強く「笑」 「川越希望の一文字」川越八幡宮で発表 川越女子高校書道部の生徒が揮毫
2025/12/29/12:25
2026年への願いを込めた「川越希望の一文字」が川越市南通町の川越八幡宮で発表され、「笑」に決まった。多くの参拝客が見守る中、県立川越女子高校書道部の生徒が1・8メートル四方の紙に赤色で、力強く「笑」の一文字を揮毫(きごう)した。作品は1年間、境内に飾られる。
希望の一文字は川越八幡宮の氏子らでつくる実行委員会が企画している。今年は市内外から7002通が寄せられ、404通を集めた「笑」が1位となった。2位には「結」(214通)が入り、3位は「夢」(188通)だった。「笑」の応募理由には「笑う門には福来る」や「笑いは心身の健康に良い」といった内容が寄せられたという。
同部パフォーマンス長で2年の中瀬古楓さん(17)は「文字のメリハリをつけようと『笑』は行書で書いた」と説明。「来年は受験生だが、何でもないことで友だちと笑えるように落ち着いた心で過ごしたい」と話した。









