埼玉新聞

 

町役場と駅構内に門松展示 埼玉・杉戸 高校生有志が2対の門松を制作

  • 杉戸町役場に展示した門松と記念撮影する県立杉戸農業高校の生徒

    杉戸町役場に展示した門松と記念撮影する県立杉戸農業高校の生徒

  • 杉戸町役場に展示した門松と記念撮影する県立杉戸農業高校の生徒

 杉戸町提根の県立杉戸農業高校造園科の有志6人が2対の門松を制作した。同町役場第三庁舎前と東武動物公園駅構内に展示し、来年1月15日ごろまで楽しめる。

 新春の幕開けを飾る門松は2010年から毎年この時期に同校の生徒が作り、飾っている。今では杉戸の正月の風物詩として定着し、来庁者からも好評だ。

 制作したのは1年生4人と2年生2人。門松の高さは約150センチ。直径40センチの缶の中に土を入れて土台を作り、わらを巻きつけ、長さが異なる3本の竹、松、正月飾りなどを添えて完成させた。

 2年続けて制作した2年生の三本木京介さんは「1年の終わりと始まりが感じられ、1年が大切にできる」と日本の伝統文化を感じていた。

 門松は、年末年始の町役場では第三庁舎出入り口の自動ドアから見ることができる。同駅では改札内コンコースの掲示板前に展示してある。

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