個人情報を漏えいさせたとして、川口市は26日、鳩ケ谷支所の男性副主幹(57)を地方公務員法に基づき、減給10分の1、3カ月の懲戒処分にしたと発表した。
市職員課によると、男性副主幹は7月25日、支援措置対象者の家族に対し、支援措置対象者本人が知らせないことを希望していたにもかかわらず、戸籍の付票の写しを誤って交付した。他の職員の指摘で同日中に判明。これまでに支援措置対象者への被害などは確認されていないという。
市は「今後、このようなことが発生しないよう、再発防止と個人情報の保護に全力で取り組む」としている。