埼玉新聞

 

戦争伝える陽光桜 埼玉・本庄 平和発信へ小冊子

  • 本庄総合公園で咲く陽光桜を表紙にした小冊子

    本庄総合公園で咲く陽光桜を表紙にした小冊子

  • 八坂神社の植樹祭に臨む(左から)吉田豊さん、竹並万吉さん、山田幸一さん=5月16日、本庄市本庄

    八坂神社の植樹祭に臨む(左から)吉田豊さん、竹並万吉さん、山田幸一さん=5月16日、本庄市本庄

  • 本庄総合公園で咲く陽光桜を表紙にした小冊子
  • 八坂神社の植樹祭に臨む(左から)吉田豊さん、竹並万吉さん、山田幸一さん=5月16日、本庄市本庄

 戦後80年の今年、本庄市内の本庄総合公園などで咲く陽光桜が、戦死した教え子たちのために生まれた桜であることが分かった。ノーベル物理学賞を受賞した湯川秀樹博士(1907~81年)の妻スミさん(本名=澄子、1910~2006年)が贈った桜で、元県議の竹並万吉さん(86)と、調査した吉田豊さん(82)が発刊した小冊子「本庄で咲き誇る 世界平和の陽光桜の発見とソメイヨシノ桜の課題」で紹介。竹並さんらは「本庄から世界平和を発信したい」と力を込める。

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