埼玉新聞

 

市場に出回らない魚介類、職人歴31年の腕でお薦めに 蕨の鮨ヒカリズキ 「未利用魚」を扱うすし屋「手間をかける分、おいしくなるのは間違いない」

  • 「食べられることのなかった魚の魅力を知ってほしい」と話す、鮨ヒカリズキの店主山川忠康さん

    「食べられることのなかった魚の魅力を知ってほしい」と話す、鮨ヒカリズキの店主山川忠康さん=25日、蕨市中央

  • 「食べられることのなかった魚の魅力を知ってほしい」と話す、鮨ヒカリズキの店主山川忠康さん

 クロシビカマスにブダイ、ヤリマンボウなど、お薦めに並ぶのは、聞いたことのないネタばかり。蕨の一角に店を構える鮨ヒカリズキ(蕨市中央)は、一般的に知られていないことであまり市場に出回らない魚介類、いわゆる「未利用魚」を扱うすし屋だ。10席ほどの店内は、お客さんの笑顔で日々、あふれている。店主の山川忠康さん(50)=蕨市=は「名前を知らない魚も、おいしいんだと知ってもらいたい」と、思いを込めながらすしを握る。

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