埼玉新聞

 

純白の小花、畑一面に…秩父で秋ソバの花見頃 春と秋の二期作、今年は10月上旬まで楽しめそう 10月5日には周辺でイベント、もりそばの限定販売も

  • 畑一面に咲き誇るソバの花

    畑一面に咲き誇るソバの花=22日午前11時半ごろ、秩父市荒川上田野の「そば処ちちぶ花見の里」

  • 畑一面に咲き誇るソバの花

 秩父市荒川上田野の「そば処(どころ)ちちぶ花見の里」で、秋ソバの花が見頃を迎えた。約1ヘクタールの畑一面に、じゅうたんを敷き詰めたような純白の小花が咲き誇り、秋の空や山並みと美しく調和している。

 荒川地区のソバ栽培は、春と秋の二期作。時期になると花径6ミリぐらいの小ぶりな花をつけ、多くの写真愛好家らが撮影を楽しんでいる。同会によると、今年は好天と適度な雨量に恵まれ、秋ソバの開花時期は例年より1週間ほど早い。10月上旬まで楽しめそう。

 10月5日午前10時~午後3時まで、会場周辺でイベントが開催される。荒川商工会女性部会が、もりそば(税込み600円)を数量限定で販売するほか、昭和の名車やパトカー、消防車などの展示会も予定されている。

 問い合わせは、荒川商工会(電話0494・54・1059)へ。

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