俺は強盗…女性店長、縛られる 夕方の店内で異変 現金とスマホを奪った男逮捕、客のふりして刃物を突き付けた疑い 防カメで特定、ホテルに潜伏していた無職
羽生市の買い取り専門店に男が押し入り、現金などを奪った強盗事件で、羽生署は22日、建造物侵入と強盗の疑いで、群馬県明和町新里、無職の男(60)を逮捕した。「強盗事件については否認します」と供述しているという。
逮捕容疑は20日午後4時半ごろ、羽生市東6丁目の買い取り専門店「おたからや市役所南店」に客を装い侵入し、同店舗の女性店長(54)に包丁のような刃物を突き付け、「殺されたくなかったら金を出せ」などと脅迫。女性の両腕と脚を粘着テープで緊縛し、現金5万6千円と女性のスマートフォン1台(時価5万円相当)を奪った疑い。女性にけがはなかった。
同署によると、当時店内には女性店長しかいなかった。現金は事務所の金庫に入っていたものだった。女性店長が「俺は強盗だと金を奪われた。私は粘着テープで脚と手が縛られている」と110番。防犯カメラの捜査などから男の犯行を特定し、潜伏先の茨城県古河市内のビジネスホテルで逮捕した。
■追いかけてこないように縛った(以下、初報記事)
20日午後4時半ごろ、羽生市東6丁目の買い取り専門店「おたからや市役所南店」に男が押し入り、女性従業員(54)に刃物を突き付けて脅し、現金5万6千円を奪って逃走した。
羽生署によると、男は客を装い入店し、女性従業員に対して「殺されたくなかったら金を出せ」などと脅し、奥の部屋の机の上にあった金庫から現金5万6千円を強奪した。女性従業員が追いかけてこないように両腕と足を体ごと粘着テープで縛り、逃走した。
当時、店内には女性従業員1人しかいなかった。女性が「俺は強盗だと金を奪われた。私はガムテープで足と手が縛られている」と110番した。女性にけがはなかった。
男は50~60代ぐらいで身長約160~165センチ、普通型の体格で白髪交じりの短髪。白色マスクを装着し、側面に黒色ラインが入った上下灰色ジャージーを身に着け、紙袋を所持していたという。










