埼玉新聞

 

「硫化水素で下水管が腐食」 埼玉・八潮陥没 原因究明委が中間報告 現場付近の下水道管は腐食でコンクリートの表面が剥落 継ぎ手部分の露出・破損・脱落を確認

  • 陥没箇所のマンホールから下流20~50メートル付近の状況。二次覆工はほぼ欠損し、左上部には継ぎ手部分の露出が確認できる(県提供、2月5日撮影)

    陥没箇所のマンホールから下流20~50メートル付近の状況。二次覆工はほぼ欠損し、左上部には継ぎ手部分の露出が確認できる(県提供、2月5日撮影)

  • 原因究明を行った有識者による会議=4日午後、東京都港区

    原因究明を行った有識者による会議=4日午後、東京都港区

  • 陥没箇所のマンホールから下流20~50メートル付近の状況。二次覆工はほぼ欠損し、左上部には継ぎ手部分の露出が確認できる(県提供、2月5日撮影)
  • 原因究明を行った有識者による会議=4日午後、東京都港区

 埼玉県八潮市で県道が陥没しトラックが転落した事故で、有識者9人で構成する原因究明委員会(委員長・藤野陽三城西大学学長)は4日、東京都内で第3回会議を開き、道路陥没の原因として「県が管理する中川流域下水道の硫化水素によって腐食した下水道管に起因するものと考えられる」と結論づける中間報告を公表した。年内にも最終報告を取りまとめる方針。

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