埼玉新聞

 

ショック…無職の男性、4840万円を失う 携帯に電話あり「和解金を支払って」と言われ…信じて2週間かけ送金 さらに宅配便でも現金を送り異変、気付いた銀行員に指摘され詐欺発覚

  • 【地図】川口市

    無職男性4840万円被害=川口市

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 埼玉県警武南署は26日、川口市の無職男性(66)が4840万円の詐欺被害に遭ったと発表した。

 同署によると、2024年11月~25年2月、通信会社の従業員などをかたる男から携帯電話に「電話番号が不正に使われている」「名義人にも責任があるため、あなたも詐欺事件の犯人」「被害者に和解金を支払う必要がある」などと電話があった。男性は2月8~22日の間、7回にわたって宅配便や銀行ATMで現金計4840万円を送金した。その後、男性が利用した銀行の職員から高額送金について電話があり、詐欺に気付いたという。
 

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