岩井姉妹、ガチャも人気 埼玉・川島町出身のプロゴルファー 町をPRするご当地カプセルトイに登場 姉妹効果で売り上げは数倍に
川島町をPRしようと、同町商工会は15日から、ご当地カプセルトイ「かわじまガチャ」の第3弾を販売している。今回の目玉は、同町出身で海外ツアーでも活躍中の双子姉妹プロゴルファーの岩井明愛・千怜選手。町内外からファンも買いに訪れるなど、人気を集めている。
かわじまガチャは昨年5月に第1弾を発売。1回300円でガチャを回すと、町の名物やご当地グルメ、名所などを題材にしたキーホルダーのどれかが入手できる。第3弾は岩井姉妹のほか、町マスコットキャラクターのかわべえとかわみん、町内に基地があることから県防災ヘリの「あらかわ2」など6種類と、シークレットが1種類。
ガチャに取り上げる題材は商工会が選定。「岩井姉妹を取り上げてほしい」という町民の要望もあり、姉妹の関係者に打診したところ、快諾を得た。ガチャの設置場所は町役場、町商工会と、不二家川島ベイシア店(ベイシア川島インター店1階)の3カ所。岩井姉妹効果もあり、販売開始から1週間の売り上げはこれまでの数倍という。
不二家川島ベイシア店では、岩井姉妹が小学生の時に買い物に訪れたことが縁で、オーナーの田崎徹也さん(50)が姉妹の熱烈なファンに。店頭に姉妹のサイン入りポスターなどを飾った応援コーナーもあるほど。昨年には「かわじまガチャに岩井姉妹を!」と商工会に要望している。
田崎さんによると、同店ではガチャ設置から1週間で90個ほど売れており、「8割が岩井姉妹目当てでは」という。ガチャを回す人は30~50代が中心で、女性が7割。町外から訪れる人や、ゴルフ愛好者も。何回もガチャを回し、目当ての商品が出て、田崎さんと笑顔でハイタッチする人もいるという。
田崎さんは「第4弾のガチャでは、姉妹を別々に取り上げたものを」と笑顔で要望。商工会事務局長の猪鼻芳行さん(62)は「ガチャを通じて、町内の人には町の良いところを確認してもらい、町外の人には町をPRして盛り上げたい」と話していた。










