夫死亡…動かないことに気付いた妻を逮捕、通報した息子も 自宅で妻が平手打ち、つえで息子が殴ったか…負傷した夫、おむつを替えようとした妻に反応せず 「イライラした」と語る2人、理由不明の不起訴に
2025/07/10/11:52
越谷市大泊の居室内で、同居する男性(83)がつえなどで殴打され死亡した事件で、暴行の疑いで逮捕されていた妻(78)、傷害の疑いで逮捕されていた息子(56)について、さいたま地検は8日、不起訴処分とした。処分理由は明らかにしていない。
■「行動にイライラした」と供述(以下、初報記事)
同居する男性(83)をつえなどで殴打したとして、越谷署は6月28日、暴行の疑いで無職の妻(78)を、傷害の疑いで無職の息子(56)を逮捕した。
妻の逮捕容疑は27日午後2時ごろ、越谷市大泊の自宅で、男性の顔を平手で複数回殴った疑い。息子は27日午後3時ごろ、男性の顔面を複数回平手打ちした上、つえで頭部を殴打してけがを負わせた疑い。
同署によると、3人は同居し男性は介護が必要な状態だった。妻が男性のおむつを替えようとした際に動かないことに気付き、28日午前2時50分ごろ、息子が119番した。救急隊が到着時、男性は既に死亡していた。2人は容疑を認めており、「行動にイライラした」などと供述しているという。
同署は傷害致死の疑いも視野に、死因などを詳しく調べている。










