埼玉新聞

 

刃渡り19センチの包丁を携帯、警察官に振りかざす 容疑の男逮捕 拳銃構え警告、発砲はなし/大宮署

  • 大宮署=さいたま市大宮区北袋町

 正当な理由なく包丁を所持していたとして、大宮署は7日、銃刀法違反の疑いで、自称上尾市富士見1丁目、飲食店経営の男(49)を現行犯逮捕した。警察官3人が拳銃を構えて警告して逮捕した。けが人はいなかった。

 逮捕容疑は7日午後0時20分ごろ、さいたま市大宮区仲町1丁目、大宮駅東口の繁華街「南銀座」で、刃渡り約19センチの包丁1本を携帯した疑い。

 同署によると、7日午後0時15分ごろ、「包丁を持った男がいる」と交番に通報があった。警察官が現場に駆け付け、声を掛けたところ男は逃走。警察官が追跡して追い詰めると、警察官に向かって、包丁を振りかざしたという。

 警察官3人が拳銃を構え、「刃物を捨てろ」などと警告。発砲はなく、警察官はその場で逮捕した。男は容疑を認め、当時酒を飲んでいたという。

 同署は警察官による拳銃の使用は適正だっとし、男が包丁を持った経緯などについて調べる。

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