ランクは上位!小川の手綯そうめん 「上品で色が白く風雅な品」 関東の特産物番付、かつては和紙と並ぶ名物だった 当時国内一と評価の川越小麦を使用…昭和の初めに途絶えた名産品、郷土史家が冊子に
2025/06/02/10:07
小川町在住の郷土史家・内田康男さん(69)が、かつては和紙と並ぶ、地元の特産物だった素麺(そうめん)についてまとめた「名産 小川素麺の歴史」(A5判、72ページ)を発行した。小川といったら「和紙の町」として知られるが、江戸時代末期の関東各地の特産物番付には和紙ではなく、素麺が上位にランクされていた。旧来の手綯(てなえ)素麺の製造は昭和の初めに途絶えてしまったが、内田さんは「多くの人に(和紙に匹敵する名産だった)小川素麺の存在を知ってもらい、後世に伝えたい」とまとめた。










