この人に注意、店を襲撃して逃走中 体格は普通、身長175センチ 乱入して2分間でショーケースを破壊、バールで襲われた店長は全治1カ月
熊谷市の質店に16日、男2人が侵入し、店長の男性にけがを負わせて金券などを奪って逃走した強盗致傷事件で、県警捜査3課と熊谷署の合同捜査班は29日、強盗致傷の疑いで、住所職業不詳、中島美智定容疑者(65)を公開手配した。
公開手配の容疑は、男(69)と共謀し、16日午前2時10分ごろから12分ごろまでの間、同市筑波1丁目の質店「銀宝堂」の出入り口をバールで破壊して侵入し、ショーケースを破壊して金券など475点(計約36万円)を窃取、店長の男性(63)の顔をバールで殴打するなどして全治約1カ月のけがを負わせた疑い。
男は体格が普通で身長175センチぐらい。上下黒い服装で、犯行後に逃走した。
情報提供は熊谷署(電話048・526・0110)へ。
■店長が応戦し、車を捨てて駆け足(以下、初報記事)
16日午前2時10分ごろ、熊谷市筑波1丁目の質店「銀宝堂」に男2人が侵入、店舗2階に住む男性店長(63)に発見され、男性をバールのようなもので殴って負傷させた上、金券などを奪って逃走した。男のうち1人は、通報で駆け付けた熊谷署員が付近で間もなく身柄を確保。同署は同日、強盗致傷の疑いで、住所不定、無職の男(69)を逮捕した。もう1人の50代ぐらいの男は逃走している。
逮捕容疑は共謀して16日午前2時10分ごろ、バールのようなもので出入り口を破壊して同店に侵入、ショーケースを壊して金券などを盗もうとしたが、男性店長に発見されると店舗南側の路上でバールのようなもので殴打するなどの暴行を加え、顔面打撲など2週間のけがを負わせた疑い。「間違いないことです」と容疑を認めているという。
同署によると、店は当時営業時間外で、店舗兼住宅の2階にいた男性店長が物音に気付き1階に降り、店内で男らと鉢合わせしたという。
男らは店を出た後、近くに止めた車に乗り込んだが、男性店長が応戦したため、車を放置して駆け足で逃走した。事件に気付いた近隣の70代男性が110番。署員が同30分ごろ、現場から南に約100メートル離れた路上で男を見つけ、身柄を確保した。










