元妻を殺害後に自殺か…さいたまで男女の遺体発見 警察が死因を発表、男性は薬物中毒、女性は心臓や大動脈の損傷 埼玉県警は2021年ごろから複数回、双方からトラブルに関する相談を受けていた 対応は終え、直近の相談はなく
2025/05/09/07:58
さいたま市中央区のアパートの一室で5日に男女の遺体が発見された事件で、県警は8日、司法解剖の中間回答の結果から、男女の死因はそれぞれ薬物中毒、刺創による心臓や大動脈の損傷だったと発表した。2人は元夫婦で、男性が女性を殺害した後に薬を大量に服用して自殺したとみて詳しい経緯を捜査している。
事件は5日、同区下落合3丁目のアパートで発生。女性の知人男性が「元夫の家に行った女性と連絡がつかない」と県警に通報し、駆け付けた警察官が室内で倒れている2人を発見した。
現場の部屋からは男性のものと思われるパソコンが発見され、女性に対する不満や家族に対する謝罪や自殺をほのめかす内容のメモが残っていた。
捜査関係者によると、県警は2021年ごろから複数回、双方から2人の間のトラブルに関する相談を受けていた。いずれも対応を終えており、直近の相談はなかったという。










