埼玉新聞

 

水面に揺れる涼やかな花 加須の道の駅でホテイアオイ2度目の開花 見頃ピークは今月後半、午前中がお薦め

  • ホテイアオイの薄紫色の花が見頃を迎えている=10日午前11時ごろ、加須市佐波

 加須市佐波の道の駅「童謡のふる里おおとね」に隣接した約1ヘクタールの休耕田の池に、水草ホテイアオイが薄紫色の清楚(せいそ)な花を咲かせている。

 別名「ウオーターヒヤシンス」とも呼ばれ、涼を誘っている。休耕田の有効活用を目的に、1998年から道の駅を運営する米米倶楽部(島田和男社長)とホテイアオイ花園管理組合(植竹明男組合長)が連携して育てている。

 島田社長は「今年は6月中旬に池一面にホテイアオイの花が咲いた。そして、8月に入って、また池一面に花が咲いた。今月後半ごろが見頃のピークになりそう」と話す。

 毎年、6月上・中旬から10月ごろまで年に4~5回の開花のピークを繰り返す特徴がある。夏場の花は、朝咲いて夕方にはしぼむ。午前中の見学がお勧め。

 問い合わせは、米米倶楽部(電話0480・72・2111)へ。

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