埼玉新聞

 

大宮駅ホーム下で寝泊まりか 容疑で専門学校生の男逮捕 ホーム下で火災、消防隊が男発見…電車に遅れ

  • 大宮署=さいたま市大宮区北袋町

 JR大宮駅(さいたま市大宮区)のホーム下のスペースに侵入したとして、大宮署は9日、建造物侵入の疑いで、県内の専門学校2年の男(20)=久喜市古久喜=を逮捕した。「入って寝泊りしていた。就職で悩んで家に帰りたくなかった」と容疑を認めているという。

 逮捕容疑は9日午後0時20分ごろから同1時半ごろまでの間、正当な理由なく大宮駅の第5ホーム下に侵入した疑い。

 同署や大宮消防署によると、9日午後1時すぎ、「ホームから煙が出ている」と119番があった。消防隊がホーム下のスペースで消火作業をしていたところ、約10メートル離れた場所で男を発見。火災の直前には、男とみられる人物がホーム上から突然いなくなる様子が、駅の防犯カメラに映っていたという。燃えたのは角材やごみで、約45分後に鎮火した。

 同署は男がホーム下にいた経緯や火災との関連についても調べている。

 JR東日本大宮支社などによると、ホーム下には壁があるが、密着しておらず人が入れるほどの隙間があった。避難用など利用目的のあるスペースではないという。第5ホームは11、12番線のホームで、男がいたのは12番線側の下。臨時列車や車両センターに入る列車が一時的に停車することはあるものの、通常は使われていない。

 火災で湘南新宿ラインの下り列車3本に最大34分の遅れ、乗客約1700人に影響が出た。

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